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新潟印刷月報
年頭のご挨拶 新潟県印刷工業組合/理事長 堀  一

 謹んで新春のご祝詞を申し上げます。
 皆様方におかれましては、お健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

 昨年中は、当組合事業の運営に格別のご支援・ご協力を賜りまして厚く御礼申し上げますとともに、本年もよろしくお願いいたします。

 さて、昨年は東日本大震災後の復興も進まない中で、原発問題や領土問題そして消費税増税問題、年末に至っての衆議院解散総選挙と最後まで政治・経済が混迷に明け暮れた一年となりました。

 印刷業界においても、長引くデフレ経済下による需要の停滞と、低価格競争が続く厳しい経営環境の中で、印刷業の有機溶剤の使用に端を発した、化学物質による従業員の健康被害問題が発生し、その風評被害とともに国や印刷業界上げてその対応に追われました。未だその因果関係は明確になっておりませんが、業界として改めて労働衛生、環境対策の改善に向けた取組を一体となって進めていかなければなりません。

 このような状況下の中で全印工連では昨年から重点取組事項としてMUD(社会貢献)や、CSR(社会的責任)の推進を掲げ、また、今年からは社会と企業との共生を目指す「全印工連CSR認定事業」をスタートすることとしております。

 当工組では、年々社会と企業との共生が強く要請される中で、企業が地域社会に如何に密着した活動発信が出来るかが問われております。環境対策や地域活動に対し、企業の持てる力を発揮し貢献すること、組合員箇々で社会から必要とされ、持続的成長を可能とする経営を目指すことで、反面として新ビジネスとして帰ってくるものと思っております。

 2013年という新しい年は、米国をはじめ、世界主要国や日本での指導者の交代・選出もあり、新たな政治経済のスタートの幕開けとも言えると思います。

 当組合では東日本大震災以後、人と人との「絆」の大切さを意識しながら、いろいろな情報発信と事業展開によって強固な組合員相互のネットワークを築いて参りました。今年は組合運営の根幹をなす新賦課金制度をいよいよスタートさせる年となりますが、今こそ私ども印刷人が文化継承の担い手として相互の「絆」をさらに深め、情報を共有化して果敢に挑戦していくことが大切と考えており、企業と社会とが共生するための社会的責任のあり方を模索し、激しく変化する情報化社会に即応出来る人材の育成に力を注いで参りたいと考えております。

 今年の干支は復活・新たな始まり、前進を表す巳年です。

 永年伝統的に培われてきた私たちの団結力と、印刷産業人綱領の理念に沿った信頼関係を背景に相互補完をより強固とし、新しい年が皆様にとりまして飛躍のよい年となりますよう心から祈念申し上げ、新年のご挨拶といたします。


新年のご挨拶 全日本印刷工業組合連合会/会長 島村 博之

 新年明けましておめでとうございます。

 旧年中は、当連合会に格別のご支援とご協力を賜りましたことを厚くお礼申し上げますとともに、本年も一層のご指導を賜りますようお願い申し上げます。

 さて、昨年の5月に全印工連の会長職を拝命し、早半年以上が過ぎました。その間、国外ではアメリカ大統領選の実施、中国の国家主席の選出、国内におきましては原発問題、領土問題、年末になっての衆議院の解散・総選挙など政治の混迷が続き、明るい話題としては、ロンドンオリンピックでの日本人選手の活躍、そして、東京スカイツリー開業などのニュースがありました。

 印刷業界におきましては、未だに因果関係ははっきりしておりませんが、有機溶剤の使用に端を発した化学物質による健康被害のニュースが全国を駆け巡り、深刻な問題となりました。誤解による風評等を避けるためにも、一刻も早い収束を望みたいものですし、私たちも真摯な態度で解決に向けた努力を続けて行きたいと考えています。

 さて、このような中、全印工連では、今年10月の全印工連フォーラムで発表を予定している「新ビジョン」の策定、CSR認定事業ならびにソフトウェアのコンプライアンス認証事業の立ち上げ準備など、中小印刷業がソリューションプロバイダーへ進化するための基盤整備を着々と進めて参りました。その意味では、今年の干支である「巳年」に相応しく、昨年から蒔き始めた様々な種が確実に根付いて、花を咲かせる前段階の大切な年にあたると考えています。

 特に今年スタートを切る「全印工連CSR認定事業」は、コーポレートガバナンスやコンプライアンスなど、ここ10年間で定着した言葉と同様に、社会と企業との共生が年々強く要求されてくる中で、「投資家、顧客、取引先、従業員、地域社会、行政といったステークホルダーに対し、どのように貢献し、どのように質の高い利益を上げるか」という課題に正面から向き合うものであり、組合員の1社1社が「社会から必要とされ、持続的成長を可能とする経営を目指す」ための重要な事業です。

 同じ意味から、全印工連におきましても、「事業者団体としての理念の実現と実践」を目指して、個々の組合員企業、都道府県の印刷工業組合、関連業界、そして一般社会と全てに対して様々なメリットを提供できるような事業展開を図って参る所存です。

 最後になりましたが、皆様のご健勝と企業のご繁栄、そして業界全体の発展を祈念申し上げ、新年のご挨拶といたします。

◆12月定例役員会議事録

 開会の挨拶で、堀理事長から

 今年も余すところ1ヶ月足らずとなった。今年は政治・経済が混迷から脱却できず全く先の見えない状況が続いてきた。印刷業界でも年の瀬の年賀状受註状況だけを見ても、コンビニや郵便局自体で簡単に受け入れている状況である。

 本来年賀状は印刷業界が受け持つことは当然のことであったが、今は郵便局、コンビニなどもどんどん参入している状況で激しい競争下にあり、組合では印刷謝恩セールを実施し受注増を目指しているが、少しでも顧客へのアピールなどで活用していければと思っており、印刷業界自らの業態変革等で生き残りに努力することが大切である。

 組合では今年も変化する時代に対応出来る人材の育成に重点を置いて教育研修事業を行ってきた。業態変革のための人材を如何に送り出すか、業界の底辺を厚く強くして次の新ビジネス、新付加価値を創り出す対応を考えることが大切と考えている。

 また、全国的な動きとして、胆管ガンの発生での風評被害、未解決のAIJ問題等、印刷業界が話題の中心となる問題が発生してしまった。全印工連では特に今年の重点取組事項としてMUD(社会貢献)やCSR(社会的責任)の推進を掲げてきた。今企業は地域社会に如何に密着した活動・発信が出来るかが問われており、環境や、地域活動への企業の持てる力を発揮して貢献することが反面ビジネスとして帰ってくると思っている。

 新しい年に向かって、厳しい世情で組合企業にとっても問題が多岐にわたっているが、今後も組合員が結束し、全体最適を求めて行く必要があると思っている。来年1月6日の新年名刺交換会から新年の組合事業がスタートするが、全国で新潟がトップを切るものであり、新しい年2013年のスタートを熱気溢れる会とする意味も含め、多数の皆様から参加いただきたいと願っている。

 今年1年の役員の皆様のご協力に感謝すると共に、業界の絆を深めともにがんばっていきたい。との挨拶があった。

 連絡事項として、今年実施したDTPエキスパート認証試験及びクロスメディアエキスパート認証試験の結果報告について事務局から説明があり、16時30分閉会した。



◆ 組合運営の動き(平成24年12月1日以降)
12月3日(月)
三役支部長会議
時間:14時30分〜15時30分
場所:印刷会館
出席者:堀理事長ほか 6名
定例役員会
時間:15時30分〜17時00分
場所:印刷会館
出席者: 堀理事長ほか 20名
12月5日(水)
新世会研修会・忘年会
時間:15時30分〜
場所:新発田市
出席者:33名