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新潟印刷月報
年頭のご挨拶 新潟県印刷工業組合/理事長 堀  一

 新年明けましておめでとうございます。
 皆様方におかれましては、お健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

 昨年中は、当組合事業の運営に格別のご支援・ご協力を賜りまして厚く御礼申し上げますとともに、本年もよろしくお願いいたします。

 さて、昨年はアベノミクス効果により円安・株高傾向が続き、また、2020年東京オリンピックの開催決定は将来に向けた日本経済にも大変明るいニュースとなりました。大企業では収益も大幅に改善し景況感が感じられる状況となりましたが、一方で中小企業では未だその恩恵が波及せず、特に印刷業界では、原材料の値上げが先行し、また相変わらずの低価格競争でコストアップ分の価格転嫁が難しく、依然厳しい経営環境が続いて参りました。

 そうした中で当組合では、人と人との「絆」の大切さを意識しながら、いろいろな情報発信とCSR(社会的責任)への取り組み、人材育成等の事業展開によって強固な組合員相互のネットワークを築いて参りましたほか、特に昨年は組合運営の根幹をなす新賦課金制度をスタートさせましたが、組合員数も減少することなく、おかげさまで大きな変革の波を乗り越えることができました。

 また、全印工連では2020年までの印刷産業の将来像を予測し、今後の発展を期するための指針「印刷道〜ソリューションプロバイダーへの深化〜」を発表し、その中で常に社会・教育・文化等社会変革の一翼を担ってきた「印刷」が進化し得る6つの戦略方向性を提案しております。

 新たなる年を迎え、今こそ私ども印刷企業人はその文化継承の担い手として相互の「絆」をさらに深め、「印刷道」の言葉に込められた印刷の原点に立ち返って、社会に必要とされ、社会を支える産業として果敢に挑戦していくことが大切であると考えております。企業と地域社会とが共生するための社会的責任のあり方を模索し、激しく変化する情報化社会に即応できる人材の育成に力を注いで参りたいと考えております。

 さて、明けて今年は新潟県印刷工業組合創立60周年という節目を迎えます。

 これまでの歴史を刻んでこられた先達諸兄への感謝と、組合員の未来に向けた新たな絆を深めるための記念行事をおこない、またこれからの「印刷道」を歩む業界として、一般県民の皆様に親しみのある印刷文化と進歩する印刷技術の未来展望を語る記念イベント事業を実施し、魅力ある印刷産業の発展に向け躍進を誓う契機としたいと思っております。

 今年の干支は「夢に向かいのびる」という甲午(きのえうま)です。

 新しい年が皆様にとりまして飛躍のよい年となりますよう心から祈念申し上げ、新年のご挨拶といたします。


新年のご挨拶 全日本印刷工業組合連合会/会長 島村 博之

 明けましておめでとうございます。

 旧年中は、当連合会に格別のご支援とご協力を賜りましたことを厚くお礼申し上げますとともに、本年も一層のご指導を賜りますようお願い申し上げます。

 さて、昨年は富士山の世界遺産登録、2020年の東京オリンピックの開催決定、アベノミクスによる景気の回復傾向など、日本全体が活気づくニュースが相次ぎ、漸く薄日が差し始めましたが、印刷業界におきましては、資機材の値上げ問題、消費税率の引き上げに向けたカルテルの準備など、引き続き環境変化への対応を迫られた年でした。

 このような中、全印工連では、昨年10月に開催された全印工連フォーラムにおいて、2020年までの印刷産業の将来像を予測し、今後の発展を期するための指針とする「印刷道〜ソリューション・プロバイダーへの深化〜」を発表し、その中で、印刷業が進化し得る方向性として、地域活性プロモーター、特定機能プロバイダー、特定業界スペシャリスト、メディアプロダクトメーカー、パーソナルメディアショップ、印刷製造スペシャリストの6つのカテゴリーを提案しました。

 これまでも、印刷産業は社会・文化の一翼を担う非常に重要な役割を果たしてきました。「情報」と「感性」を様々なメディアを通じて提供し、人々の生活を彩り、暮らしを豊かにする誇り高い仕事というアイデンティティは今日においても受け継がれており、私たちはこれを次世代に引き継いで行かなければならない責任があります。

 時代は移り変わっても、「印刷」のアイデンティティは普遍です。今回のビジョンの発表にあたり、あえて「印刷道」という言葉を使ったのは、「印刷」の原点に立ち返り、これからも社会から必要とされ、社会を支える産業としての大きな可能性を追い求め、それを確実に掴みとる道を歩む宣言をするためです。

 ユーザーやクライアントが求めている、また、これから求められるであろう様々なソリューションを提供し得るのは、あらゆる産業界に通じている印刷産業に他なりませんし、私たちはそれに応えていかなければなりません。

 全印工連では、全国の組合員の1社1社が明確なビジョンを掲げ、その達成に向けて着実な前進を図るためのサポートを、全力を挙げて力強く支援していく所存です。

 結びに、2014年が皆様にとって明るく希望に満ちた素晴らしい一年となりますよう心から祈念いたしまして、年頭のご挨拶といたします。

◆12月定例役員会議事録

 開会の挨拶で、堀理事長から

 今年も余すところ1ヶ月足らずとなった。12月は各社賞与のシーズンともいえるが、国の方針もあり、大企業では景気向上で問題ないと思われるが、中小企業ではまだそこまでっておらず、悩ましい事と思う。先般の印刷白書での印刷企業の推移を見ても、対前年比で印刷企業が9.5%減という割合となっており、この現状でアベノミクスの成長戦略がどう対処できるのか、未だに中小企業では実態が見えないことを実感している。

 そのような中で、全印工連から先般「印刷道」という考え方が出版されている。全組合宛に募集案内が出されているところであるが、この中には、昨年当工組で「先進企業取り組み事例」として4社から発表いただいた内容も含まれているので、是非購読してほしい。

 さて明けて来年は当工組60周年に当たりその記念行事の骨格が決まったところである。メディアシップを利用して、次代を担う子ども・学生、そして一般の皆様への印刷の文化を伝え、印刷企業の未来展望についてのアピールを行うこと、記念式典では組合功労や印刷企業への永年勤続表彰を行う事で60年の歴史を刻むこととしたいと思っている。

 今年1年皆様のご協力で無事組合事業も進めることができたこと、そして来年1月6日の新年名刺交換会から新年の組合事業がスタートするが、60周年の年でもあり、新しい年2014年のスタートを熱気溢れる会とする意味も含め、多数の皆様から参加いただきたいと願っている。との挨拶があった。

 連絡事項として、今年実施したDTPエキスパート認証試験及びクロスメディアエキスパート認証試験の結果報告などについて事務局から説明があり、16時30分閉会した。



◆ 組合運営の動き(平成25年12月1日以降)
12月2日(月)
60周年総務部会
時間:13時30分〜15時30分
場所:新潟県印刷会館
出席者:堀理事長ほか 6名
定例役員会
時間:15時30分〜16時30分
場所:新潟県印刷会館
出席者:堀理事長ほか 19名
12月16日(月)
60周年総務部会
時間:12時00分〜14時00分
場所:新潟県印刷会館
出席者:堀理事長ほか 9名