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新潟印刷月報
印刷道 感動の心をつなぐ新技術 新潟県印刷工業組合創立60周年記念式典
式辞を述べる堀理事長
新潟県印刷工業組合 創立60周年記念式典等を盛大に開催

 新潟県印刷工業組合は昭和29年2月に全国第1号の印刷調整組合として発足してから今年で60周年を迎え、その記念行事のスタートを飾って去る9月3日、新潟市のホテルオークラ新潟で、記念講演会と記念式典、祝賀会が、組合員、関連業者、そして多数のご来賓をお迎えして華やかに開催されました。

 式典に先立ち、14時から河井継之助記念館館長の稲川明雄氏を講師にお迎えし、これからの未来に向けた印刷業界の重要課題である人材育成を観点として、「山本五十六の人材戦略 人の育て方・マンパワーの生かし方」と題した特別講演を行いました。

 講演会に引き続き、15時45分から野ア副理事長の開式宣言で記念式典が開会されました。国家斉唱、物故組合員への黙祷の後、田村浩幸新世会会長のリードで印刷産業人綱領を唱和、来賓紹介に続いて、堀一理事長が式辞で、「印刷道、感動の心をつなぐ新技術」をテーマとして創立60周年の区切りにあたり、印刷業界が進むべき道を「印刷道」として捉え、その実践を目指して組合員が団結と協力で努力邁進することを宣言いたしました。(式辞の詳細は別掲の通りです)

 式辞のあと、泉田裕彦新潟県知事(代読)、篠田昭新潟市長(代読)、藤巻勉県中小企業団体中央会専務理事、島村博之全印工連会長からそれぞれ来賓祝辞を頂きました。

 続いて組合功労者表彰、永年勤続従優良業員表彰が行われ、新潟県知事表彰が清水道雄理事に贈呈された他、県中小企業団体中央会長表彰5名、全印工連会長表彰5名、県工組理事長表彰3名、県工組理事長特別表彰13名の皆さん(お名前は別掲)が表彰されました。またその後の永年勤続従優良業員表彰では516名の方にそれぞれ表彰伏と記念品が贈られました。

 受賞者を代表して、清水道雄理事が謝辞を述べたあと、佐藤松雄副理事長の閉式宣言で式典は閉会となりました。

 祝賀会は午後5時から同じ会場で開催され、堀理事長の挨拶の後、森邦雄副知事、篠田昭新潟市長、福田勝之新潟県商工会議所連合会会頭が公務多忙の中駆けつけて頂き、お三人からお祝いの挨拶を頂きました。

 新潟古町芸妓連による祝舞を楽しんだ後鏡開きを行い、関東甲信越静地区印刷協議会日暮秀一会長の乾杯の発声で祝宴に入りました。

 遠方から駆けつけていただいたご来賓、関連業者の方々、組合員や被表彰者の皆さんそれぞれが旧交を温め、和気あいあいと最後まで楽しいひとときを過ごしていただきました。

 最後を星野光治副理事長の万歳三唱で午後7時過ぎに閉宴いたしました。

式辞

新潟県印刷工業組合  理事長 堀   一

理事長 堀 一

 本日茲に「印刷月間」に因み、多くのご来賓並びに関連業者様のご臨席を賜り、組合員の皆様と共に盛大に創立60周年記念式典を挙行出来ますことは、偏に地域社会の皆様を始めとして、新潟県・新潟市、並びに各地域の官公庁、そして関連団体等の皆様からのご指導と、業界に対する、暖かいご理解、ご支援の賜物と深く感謝を申し上げます。

 顧みますと、大正8年10月に任意団体として結成された当組合が、昭和28年に公布されました中小企業安定法による指定業種として、翌年2月に全国に先駆けて新潟県印刷工業調整組合として発足し、本年60周年を迎えることが出来ましたことは、歴代の組合員の結束と役員の皆様の並々ならぬご努力の賜物と心から敬意と感謝を申し上げますとともに、本日ご臨席の皆様の暖かいご支援をいただいて参りましたことに重ねて御礼申し上げます。

 さて、今日の印刷業界を展望いたしますと、政府の経済政策が効を奏して来つつあるとは言え、まだまだ景気回復の実感には至らず、需要の伸び悩み、価格競争の激化により原価の負荷が転嫁出来ない厳しい環境が続いております。この10年を顧みてもデジタル化の促進によるICT技術の進歩は、業界の技術革新に大きく貢献し、大変革をもたらしました。そして、私達が歴史的に築き上げた、印刷技法の変革や規範までもが大きな影響を受けるに至りました。紙による印刷物を通して媒介された情報は、多様化する媒体へと利便性が広がり、生活環境までもが、使い勝手の良い媒体へと変化して参りました。こうした社会的要求である高度情報化の流れの中で、業界としても或る意味ではチャンスと受け止め業態変革をして参りました。特に、この10年間は未来の印刷産業の発展に向けて、大きく舵を切る変革の道でもありましたが、この間、私達の世代を越えた信頼と、仲間としての団結は、時を経て、更に強固な絆として継続維持されて来ております。

 本日、この式典を機に業界を通じて更なる未来への発展を決意し、業界に貢献された皆様や永年勤続者のご努力に対し、敬意と感謝を表すると同時に、支えられた地域社会に報いることを誓い、私達が進むべき道を新たな「印刷道」として捉え、その実践を目指して、「未来のINSATSU―感動の心をつなぐ新技術」をテーマとして発信したいと計画いたしました。

 私達は人類の最大なる発明は「文字」と心得、私達の生業は、「活字」によって受け継がれた歴史・文化の伝承者であるとの誇りを、如何に時代や手法が変わろうと持ち続け、そして「人」と「人」とを「感動の心」で繋ぐことを、私達の喜びとすることを胸に刻みます。

 結びに、本日を機に業界の団結と発展を目指し、更なる努力を重ねて参る所存ですので、皆々様の倍旧のご指導・ご鞭捷をお願いし式辞と致します。

式典次第
1.開式宣言
2.国歌斉唱
3.物故組合員追悼黙祷
4.印刷産業人綱領唱和
5.来賓紹介
6.式辞
7.来賓祝辞
8.組合功労者表彰
9.協力団体感謝状贈呈
10.永年勤続者表彰
11.受賞者代表謝辞
12.祝電披露
13.閉式宣言
記念式典

野ア副理事長開式宣言
▲野ア副理事長開式宣言

副知事 森邦雄様より祝辞
▲副知事 森邦雄様より祝辞

新潟市経済部企業立地課長 堀内正徳様より祝辞
▲新潟市経済部企業立地課長
堀内正徳様より祝辞

中央企業団体中央会専務理事 藤巻勉様より祝辞
▲中央企業団体中央会専務理事
藤巻勉様より祝辞

全日本印刷工業組合連合会会長 島村博之様より祝辞
▲全日本印刷工業組合連合会会長
島村博之様より祝辞

永年勤続優良従業員表彰の代表者 赤沢るみ子氏
▲永年勤続優良従業員表彰の代表者
赤沢るみ子氏

清水理事の謝辞
▲清水理事の謝辞

記念講演会

山本五十六の人材戦略「人の育て方・マンパワーの生かし方」

稲川明雄講師の記念講演
▲稲川明雄講師の記念講演

佐藤副理事長 閉式宣言
▲佐藤副理事長 閉式宣言

祝賀会

堀理事長の開宴の挨拶
▲堀理事長の開宴の挨拶

新潟市長 篠田昭様より祝辞
▲新潟市長 篠田昭様より祝辞

新潟県商工会議所連合会 会頭 福田勝之様より祝辞
▲新潟県商工会議所連合会 
会頭 福田勝之様より祝辞

関東甲信越静地区印刷協議会 会長 日暮秀一様の乾杯
▲関東甲信越静地区印刷協議会 
会長 日暮秀一様の乾杯

星野副理事長の閉宴の挨拶
▲星野副理事長の閉宴の挨拶


組合功労者表彰・永年勤続優良従業員表彰
表彰名 被表彰者
新潟県知事表彰 理事/清水 道雄
1名
新潟県中小企業団体
中央会 会長表彰
副理事長/星野 光治    前理事/坂井 正
理事/山内 芳次    前監事/早川 瀧雄
前理事/早川 幸雄
5名
全日本印刷工業組合連合会
会長表彰
副理事長/佐藤 松雄    理事/小林 吾郎
理事/島津 延明    前理事/玉木 敏
理事/須貝 嘉勝
5名
新潟県印刷工業組合
理事長表彰
新潟支部/中川 利明    柏崎支部/川上 新吾
県央支部/星野 義男
3名
新潟県印刷工業組合
理事長特別表彰
新潟支部/高橋 春義    新発田支部/鬼木 雅治
新潟支部/中川 三九郎    新発田支部/須貝 和枝
新潟支部/野ア 敏達    新発田地区/福嶌 正樹
新潟支部/小山 浩    県央支部/渋谷 健一
新潟支部/寺山 晃太    県央支部/田中 徹
新発田支部/天野 大也    中越支部/鈴木 政雄
新発田支部/岩波 静子
13名
永年勤続
優良従業員表彰
勤続5年以上
516名

組合創立60周年記念事業「みんなのINSATSU」が開催さる

 『紙』の持つ特性を生かし深化を続ける印刷文化と、紙の多様性・可能性の未来の姿を広くPRすることを目的とし、当組合創立60周年記念事業のひとつとして「みんなのINSATSU」を開催いたしました。

 このイベントは、開催の趣旨に賛同いただいた新潟日報社との共催により開催したものですが、この他、新潟県グラフィックサービス工業会・新潟県洋紙懇話会2団体の特別共催、後援として新潟県・新潟市をはじめ各教育委員会、報道関係も含め27団体、そして印刷関連業界73社の協賛と長岡造形大学、凸版印刷(株)印刷博物館他1団体の協力をいただき、印刷の月である9月5日・6日の両日、新潟市の新潟日報メディアシップで「印刷業の未来展望」というテーマで開催いたしました。

 会場の1階では「世界で一つ私のノートづくり」というワークショップ、2階では印刷業の未来展望をテーマとした製品紹介ブースや世界ブックデザイン等コンクール入選作品の展示・印刷博物館特別展示など、また6階では印刷の未来がわかる各種セミナー、そして20階では造形大学生の作品展示とワークショップなど、盛りだくさんのイベントを開催いたしました。2日間で延べ8,200名の方からメディアシップに訪れていただき、印刷の美しさ、すばらしさ、楽しさを再発見していただきました。

メディアシップみなと広場でオープニングセレモニーを開催

 このイベントのスタートを飾り、9月5日(金)8時45分よりメディアシップ1階のみなと広場において「みんなのINSATSU」オープニングセレモニーを行いました。

 当日は当組合関係者をはじめ、関連業の皆様や来場者の見守る中、堀理事長から主催者の挨拶、引き続き共催者として新潟日報社の小田敏三社長からご挨拶を頂き、その後ご来賓を代表して長岡造形大学学長 和田裕様からご祝辞をいただいた後、特別共催の新潟県グラフィックサービス工業会 高橋副会長、新潟県洋紙懇話会 田村会長を含め5名の皆様から「みんなのINSATSU」オープニングのテープカットを行っていただきました。

堀理事長の主催者挨拶

オープニングのテープカット

1F〈みなと広場〉
体験工房
  • ワークショップ「世界で一つ私のノートづくり」
  • 「世界のブックデザイン2012−13展」、「第47回造本装帳コンクール」
    入選作品80冊展示〈木製大階段エリア〉

体験工房のようす

2F〈日報ホール・ホワイエ〉
ブース展示
  • 「印刷業の未来展望」をテーマにした製品紹介・販売ブース
  • 印刷博物館ワークショップ〜しおり印刷〜
  • 自費出版相談コーナー
  • 印刷博物館特別展示〈ホワイエ〉
  • 新聞の歴史と未来展〈ホワイエ〉
  • 印刷博物館
  • ㈱新潟日報事業社
  • 印刷博物館
  • 新潟日報社

ブース展示のようす

ブース展示のようす

ブース展示のようす

6F〈ナレッジルーム〉
印刷セミナー
  • 6社による印刷セミナー

印刷セミナーのようす

20F〈そらの広場〉
ポスター展/ワークショップ
  • 「未来のメディア」をテーマにした長岡造形大学生作品のポスター展
  • デザインワークショップ「オリジナル缶バッチをつくろう」
  • ザ校正 まちがい探し

ワークショップのようす


◆9月定例役員会議事録

 理事長から、いよいよ9月、60周年行事の内容が確定してきて3日をまつばかりとなった。3日の式典・祝賀会、4日の記念ゴルフ、5日からの記念イベントと続き、皆さんにはいろいろとご協力いただくこととなるが、よろしくお願いしたい。との挨拶があった。

 次に連絡事項として、改めて事務局から60周年記念式典等及び記念イベントについての実施内容が説明され、役割分担等役員の協力をお願いし16時30分閉会した。


◆ 組合運営の動き (平成26年9月1日以降)