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新潟印刷月報
第81回 印刷・関連業懇談会開催さる

 恒例となっている第81回印刷・関連業懇談会が3月1日(木)新潟市のホテルオークラ新潟で開催され、印刷業界から堀理事長はじめ38名が、また、関連業から32名が出席されました。

 また、懇談会の前に開催された講演会には「先進的な企業経営取組事例アドバイス」として当工組組合員企業の(株)文久堂代表取締役社長早川幸司様と富士印刷(株)代表取締役社長 星野里美様のお二人からご講演いただき、約100名の方が参加されました。

 講演会終了後、印刷・関連業懇談会が野ア副理事長の司会で進められ、堀理事長の挨拶に続いて、当組合の各委員長及び団体からそれぞれ1年間の活動状況について説明があり、そのあと紙、印刷機械、インキ、プリプレス・印刷機材業界の関連企業4業種の代表の方から各業界の現況について説明が行われ質疑応答の後、午後4時50分に佐藤副理事長の閉会挨拶で終了となりました。

 次いで懇親会が行われ、堀理事長の挨拶に続いて洋紙懇話会会長の(株)KAMIOL荒木次雄様の乾杯で開宴し、盛会の中午後6時40分閉会いたしました。

講演 早川 幸司 様 講演 星野 里美 様


開会のあいさつ

新潟県印刷工業組合/理事長 堀  一

 皆さん、平素は当組合に対しまして非常に暖かいご支援或いはご理解を頂戴しまして大変ありがとうございます。

 今日は大風の影響で交通機関が乱れておりまして残念ながら欠席の方もおられます。皆様もそれぞれご苦労されたと思いますが、ご出席くださいましてありがとうございます。

 さて、皆さんとの懇談会も回を重ね81回目となりました。定期的に、継続的に、確実に実施できるのは歴史的な強みであり、また、皆さんのご理解・ご協力の賜であると大変感謝しております。

 当組合は昨年度一番の課題は人材育成でありました。皆様のご協力をいただきながら年間を通じて研修や情報提供を行えるようになりました。このあと、当組合のそれぞれの委員会からこの一年の活動状況をご説明致しますので皆様からご意見・ご質問等の意見交換をすることができれば大変ありがたいと思っています。

 我々は「モノづくり」が一番の基礎となっております。「モノづくり」から「ことづくり」へと変化しても我々の強みは作れる・製造できるということです。

 昨年の秋、ものづくりという日本の強みを疑われるような事件がありましが、我々は一つの組織として、組合として皆さんのお力をお借りしながら確実に品質保証ができ、環境の保全や一番大事な遵法精神をベースに地域社会への貢献或いは還元といった観点でも年間通じて実施させていただいております。

 人材育成の延長上に技能検定があります。我々はいくら機器が進化しても、どんなにAIが進もうとも我々が人と人をつなぎ、文字という文化を駆使した新しい付加価値を考えながら最新鋭の機器を駆使してお客様に情報提供や感動を提供できることが我々の使命と考え組合として進めてまいりました。

 関連業の皆様には良い機器を提供していただき我々は技能検定などで培った従業員の技能の力と合算することでこれから先も残っていくものと信じております。

 本日の講演会では、それぞれの企業の業態変革を発表していただいております。印刷はこれからいろんな形でどんどん変化するはずです。それに対応して変えていくという意識を持って経営と向き合うという姿勢こそがこれからの組合の目指す方向だと思います。

 当組合は、昭和29年に全国第一号として創設され。来年が65周年と言うことになります。我々の技術はいろんな形で一般の皆様にも受け入れられておりまして、60周年の「みんなのINSATSU」では6000人の方々からお越しいただいた実績があります。また、昨年の県職業能力開発協会が行った「にいがた・技のにぎわいフェスタ」に初めて参加致しましたが来場者は1万人を超え、当組合のブースには一日中大行列ができていました。あのようなかたちでまた地域の皆さんのご理解をいただければありがたいなあと思い65周年に向けて計画を立てて参りたいと考えています。その際は、皆さんの大いなるお力をお借りしなければならないと考えておりますので、どうぞ宜しくお願い致します。

 第81回という印刷・関連業懇談会の盛会を喜び、今後のコミュニケーションも皆さんのお力で盛り上げていただくことをお願いして挨拶に代えさせていただきます。

 本日は大変ありがとうございました。

堀理事長の挨拶


(1)新潟県印刷工業組合の現況について

■平成29年度事業の現況報告(平成29年4月1日〜平成30年2月28日)
◎組合員数 81社

1.総務・広報委員会

(1)総務関係
 @第65回関東甲信越静地区印刷協議会年次大会に出席
  ・日時:7月7日(金)〜8日(土)
  ・会場:ホテルメトロポリタン長野(長野市)
  ・参加者:堀理事長他6名(全体 174名)
(2)広報活動
 @組合員等に対する事業の周知啓発
  ・機関誌「PRINT NIIGATA」第678号から第688号までの制作・発行
 A一般顧客に対する周知啓発
  ・9月の「印刷の月」に合わせ印刷前の基礎知識とメモ帳を配付
(3)地域貢献
〇にいがた・技のにぎわいフェスタ実行委員会が開催する「にいがた・技のにぎわいフェスタ2017」へ参加

2.官公需対策委員会

(1)知的財産権に関する取組
@身近な事例から学ぶ印刷会社の著作権セミナーの開催(全印工連組合支援セミナー)
10月27日(金)
A7月25日に「平成29年度中小企業者に関する国等の契約の基本方針」に知的財産権の財産価値について十分配慮した契約内容とするよう努めることが閣議決定され、全印工連で作成した「知的財産権の取扱い」パンフレットを全組合員に配付。また、全印工連が説明会を開催しますので、それを踏まえて官公庁に周知を図ってまいります。

3.教育研修委員会

(1)人材育成事業
 @クロスメディアエキスパート
  〇認証試験対策講座(6月25日(日))
  〇認証試験(8月27日(日))
  〇合格者:11名(合格率45.8%)
       全国の合格率36.0%
 ADTPエキスパート
  〇認証試験対策講座(6月24日(土)、7月22日(土)、7月29日(土))
  〇認証試験(8月27日(日))
  〇合格者:8名(合格率40.0%)
       全国の合格率43.2%
(2)研修事業
 @環境労務委員会と合同のセミナーの実施
  受注減の時代でも顧客を創る(全印工連組合支援セミナー)
  (11月17日(金))

4.経営革新マーケティング委員会

(1)セミナーの開催
 @印刷業界のための事業承継・M&Aセミナーの開催
  ○6月23日(金)
 A先進的な企業経営取組事例の開催
  〇9月1日(金)
  ・講師:(株)中央印刷 山内 芳次氏
      (株)トキワ印刷 早川 滝コ氏
  〇3月1日(木)
  ・場所:ホテルオークラ新潟
  ・講師:(株)文久堂  早川 幸司氏
      富士印刷(株) 星野 里美氏
 B経済講演会の開催(11月29日(水))
  ・講師:日本政策金融公庫 中小企業統括 中村 伸一氏
(2)年末印刷謝恩セールの実施
  (11月1日〜12月25日)

5.環境労務委員会

(1)労働関係法令への対応
 @労働安全衛生法に基づく紙断裁機取扱者特別教育研修の実施(9月16日(土))
  ・講師:新発田労働基準協会
 A関係行政庁からのお知らせ周知
  ・最低賃金改正
  ・労働保険加入の徹底
  ・過労死防止啓発
(2)教育研修委員会と合同のセミナーの実施(再掲)
 ・内容:受注減の時代でも顧客を創る(全印工連組合支援セミナー)
     (11月17日(金))

6.組織共済委員会

(1)共済制度への加入促進
 ・保険会社による共済制度の説明会の開催
 ・保険会社による個別企業の訪問
 ・全印工連の共済加入キャンペーンのパンフレットを使用した加入促進
(2)組合強化
 ・支部等を通じた加入促進

7.技能検定委員会

(1)オフセット印刷
 ●試験
  〇実技試験(7月30日(日))
  〇学科試験(8月27日(日))
  ・合格者:1級 6名 2級 3名
 ●学科試験対策講座(7月22日(土))
(2)DTP作業
 ●試験
  〇実技試験(1月7日(日))
  〇学科試験(2月4日(日))
  ・合格者:1級 6名 2級 8名
 ●学科試験対策講座(12月2日(土))

8 会館運営委員会

(1)会館竣工20周年記念講演の実施(5月18日(木))
(2)平成29年4月から2月までの利用状況
 ・利用日数 64日(66日) 対前年比 △2日
 ・利用人数 1,161人(977人) 対前年比 +184人
 ・利用料金 11,500円(145,000円) 対前年比 △133,500円

9.営業部会

(1)9月の印刷の月に合わせ「印刷前の基礎知識」2,000部と「メモ帳」10,000部を作成し、お得意先に配付 (2)にいがた・技のにぎわいフェスタへの参加  〇体験教室:クリアファイルへの写真印刷 体験者数600名
 ・開催日時:平成29年11月23日(木/祝日)
 ・開催場所:新潟市産業振興センター

10.製本部会

(1)にいがた・技のにぎわいフェスタへの参加
 〇体験教室:和綴じによるメモ帳作成 体験者数250名
 ・開催日時:平成29年11月23日(木/祝日)
 ・開催場所:新潟市産業振興センター
(2)紙断裁機取扱者特別教育研修への積極的な参加
 ・日時:9月16日(土)
 ・場所:新潟テクノスクール
 ・参加者数:16社 42名

(2)印刷関連業界の現況について
紙業界の概況について

 (株)石井商店 代表取締役 石井智裕

印刷機械業界の状況

 ハイデルベルグ・ジャパン(株)新潟営業所 中嶋雅是

インキ業界の現況について

 DICグラフィックス(株)新潟営業部新潟営業所 中野芳彦

プリプレス・印刷機材業界の現況について

 富士フイルムグローバルグラフィックシテムズ(株)東京支社 営業二部 大沼政人

第81回 講演会・関連業懇談会等出席者名簿
日時/平成30年3月1日(木)  会場/ホテルオークラ新潟
(順不同・敬称略)
印 刷 業 関 連 業
1 鰍けぼの 玄間 浩之 1 天野商事 早川 清一
2 あけぼの印刷団地事業(協) 佐久間優一 2 叶ホ井商店 石井 智裕
3 鰹ャ林印刷所 小林 佑樹 3 菅井  保
4 去O興印刷 田村 浩幸 4 小林 英樹
5 潟Wョーメイ 加藤 祐哉 5 大墨 隆之
6 椛謌鼈刷所 堀   一 6 伊藤鉄工 伊藤 浩一
7 小出 博信 7 FFGSグラフィックサプライ 礒ア 光広
8 阿部 正喜 8 大森  晃
9 高橋 純子 9 山口 芳弘
10 椛セ陽プリント 桜井 克次 10 高野 素巳
11 潟^カヨシ 高橋  佑 11 青海 雄啓
12 拠川シール印刷 中川 利明 12 後藤  修
13 叶V潟印刷 水野 一幸 13 泣Iーケー紙工 永島 貴史
14 小沢 昭治 14 鰍jAMIOL 荒木 次雄
15 西方 金一 15 清田 修也
16 野崎印刷 野ア 力夫 16 青木 和人
17 野ア 達也 17 堀井 猛一
18 株諮i堂 清水美知夫 18 竃リ戸製本所 木戸 敏雄
19 清水  伸 19 コダック合同会社 小島 宏典
20 潟vレスメディア 柳沢  茂 20 コニカミノルタNC 高橋 久男
21 兜カ久堂 早川 幸司 21 伊藤 大悟
22 渡良印刷 渡辺 良平 22 鰹ャ林洋紙店 小林 卓哉
23 葛g田印刷所 吉田 和久 23 鰹ャ森コーポレーション 安部  隆
24 島津印刷 島津 延明 24 轄井グラフィックシステムズ 澤田  章
25 昭栄印刷 坂井 雅之 25 設楽印刷機材 片山 康浩
26 叶{貝印刷 須貝 嘉勝 26 椎谷  廣
27 鰍j,いしかわ 石川 一昭 27 島倉 則久
28 三条印刷 渋谷 政道 28 目黒 浩二
29 第一コンピュータ印刷 白倉  猛 29 誠伸商事 清岡 浩蔵
30 大和写工印刷 渡辺 邦宏 30 セキモト 関本 浩司
31 中越印刷 田中 範之 31 ダイヤミック 渡辺 政弘
32 樺央製版 小林 吾郎 32 田村紙商事 田村 淑文
33 潟gキワ印刷 早川 滝徳 33 小池  寛
34 富士印刷 星野 里美 34 鞄c村商店 田村 和仁
35 鰍ルしゆう 星野 光治 35 稲川 直人
36 樺央印刷 山内 芳次 36 池浦 将巳
37 北越印刷 佐藤 松雄 37 鰍s&K TOKA 上野 靖明
38 高山 宏明 38 DICグラフィックス 中野 芳彦
39 橘  正明 39 東洋インキグラフィックス 野口 尚男
40 株錐閭Cンサツ 山田 大介 40 中野  浩
41 製本部会 永井 輝雄 41 権田 貴志
42 事務局 野瀬  敏 42 齋藤  浩
      43 日経マシナリー 河上 茂雄
      44 日本アグフア・ゲバルト 木村 公彦
      45 ハイデルベルグ・ジャパン 中嶋 雅是
      46 富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ 大沼 政人
      47 宮川ローラー 宮川 忠貴
      48 潟トウユニパック 竹之内耕栄
      49 渡辺 光記
      50 潟<fィアテクノロジージャパン 富永 一公
      51 且R忠 山内 晴夫
      52 鈴木 春彦
      53 潟с}トヤ商会 本間 智成
      54 芳野マシナリー 岸  英明
      55 リコージャパン 田崎 貴章
      56 リョービMHIグラフィックテクノロジー 小幡 和彦
関東甲信越静地区印刷協議会 平成29年度 下期定例会開催さる

 関東甲信越静地区印刷協議会の平成29年度下期定例会が3月2日(金)に長野県工組主管により東京都内のハイデルベルグ・ジャパン(株)本社ビルにおいて開催され、各県工組役員の他、全印工連の臼田会長、生井専務理事、白橋常務理事をお迎えし総勢70余名が参加しました。

 全体会議では、清水地区協議会会長の挨拶の後、情報交流セミナーとして全印工連の臼田会長の挨拶と生井専務理事から業務概要説明が行われ、次いで依田官公需対策委員長から知的財産権の取り扱いについて説明がありました。

 引き続き、理事長会・各分科会が開催され、分科会報告で協議内容の発表がありました。

 分科会報告後、清水会長が「多くの方から参加いただき感謝申し上げる。皆さんのおかげで無事主管県として役割を終えることが出来ました。」と挨拶され、清水会長から来年度主管県となる静岡県工組荻野理事長へ大会旗が伝達されました。

 荻野理事長から静岡大会へ多くの皆様からの参加をお待ちしているとあいさつがあり、下期定例会は無事終了いたしました。

  地区協出席役員

全体会議(情報交流セミナー)
第1部 全印工連ご挨拶

会長 臼田 真人 様

第2部 全印工連事業概要説明

専務理事 生井 義三 様

分科会報告
経営革新マーケティング委員会

佐藤 松雄

〔報告事項〕
1.事業承継支援事業の周知
2.共創ネットワーク通信の配信拡大と活用
3.勝ち残り合宿ゼミの開催

環境労務委員会

吉田 和久

〔依頼事項〕
1.環境マネジメントシステム認証・認定制度の普及推進
2.オフセット印刷工場用VOC警報装置の販売
3.「知らなかったでは済まされない/労働法と労働基準法改正案」セミナーの開催

〔協議事項〕
1.環境マネジメントシステム認証・認定の周知・啓発について
2.オフセット印刷工場用VOC警報器の普及拡大について
3.「知らなかったでは済まされない/労働法と労働基準法改正案」セミナーの開催

〔報告事項〕
1.平成29年度地域別最低賃金の改定

組織共済委員会

星野 光治

・平成30年度共済加入促進重点工組の決定
・共済加入促進キャンペーンについての事例

教育研修委員会

清水 道雄

〔協議事項の報告(意見・情報交換)〕
1.技能検定プリプレス職種DTP作業の受験者増に向けた取り組みについて
2.未来会計図(管理会計エクセルシート)の活用について

〔報告事項〕
・技能検定「製版職種DTP作業」の新職種名を申請中
・技能検定「製版職種DTP作業」の受検者数
・20工組で195名が受検(前年比4名増)

CSR推進専門委員会

野ア 力夫

〔報告事項〕
・CSR認定事業の推進
・情報セキュリティ対策の推進
・BCP対策の推進
・MUD活動の推進

官公需対策専門委員会

野瀬  敏

〔報告事項〕
1.平成29年12月に「大きく変わる知的財産権の取り扱い官公需における知的財産権」パンフレット発行の報告 2.各県の発注状況をヒアリング
3.知的財産権保護に関して

◆3月定例会議事録

 堀理事長から今年度も無事に年度を超える見通しとなった。今年度、技能検定を組合の事業として実施できたことは組合に対する信頼感として評価できると考えている。従業員の人材育成を柱に来年度も進めていきたい。

 来年の印刷の月である9月に当工組の65周年の周年行事を行いたい。また、関連業の皆さんや組合員の皆様からご協力をいただくことになるので宜しくお願いする。

 今日は81回と歴史のある関連業懇談会ということでコミュニケーションをしっかりと行いたい。長丁場になるがよろしくお願いする。

 と挨拶がありました。次いで各種報告を行い、13時30分閉会した。


◆ 組合運営の動き(平成30年3月1日以降)