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新潟印刷月報
平成30年度 関東甲信越静地区印刷協議会 第66回年次大会が静岡県静岡市で開催

 静岡県印刷工業組合の主管により、第66回年次大会が7月6日静岡市のホテルアソシア静岡を会場に180名が集い盛大に開催されました。全体会議では全印工連滝澤副会長の挨拶、「Happy Industry」事業の紹介、全印工連池田常務理事から「幸せな働き方改革の必要性」について説明があり、次いで長島事務局次長から全印工連事業報告がありました。

 そのあと、理事長会及び分科会が開催され、各県委員は6委員会に分かれ、各分科会のテーマ等について情報交換を行い、その内容についてそれぞれの代表から発表していただきました。

 また記念式典では、江森会長の挨拶後、ご来賓からご祝辞をいただき、次期開催県のとして茨城工組の松本理事長から大勢の方から参加していただきたいと挨拶がありました。

 18時10分から開催された懇親会には多数の来賓をお迎えし、主管県の荻野理事長の歓迎挨拶のあと各県参加者が情報交換を行いました。詳細は以下のとおりです。

関東甲信越静地区印刷協議会
江森会長挨拶
第66回年次大会スケジュール

【全体会議】

  1. 歓迎の挨拶     静岡県印刷工業組合   実行委員長  鈴木 静一
  2. 全印工連あいさつ  全国印刷工業組合連合会 副会長    滝澤 光正 様
  3. Happy Industry 〜人々の暮らしを彩り幸せを創る印刷産業〜について
              全国印刷工業組合連合会 副会長    滝澤 光正 様
  4. 幸せな働き方改革の必要性について
              全国印刷工業組合連合会 常務理事   池田 幸寛 様
  5. 全印工連事業報告  全国印刷工業組合連合会 事務局次長  長島 文雄 様
  6. 閉会の挨拶     静岡県印刷工業組合   副理事長   伊藤  均

【理事長会・分科会】

 理事長会・分科会報告   別紙報告

【式典】

  1. 開式宣言      静岡県印刷工業組合   副理事長   門岡 雄一
  2. 印刷産業人綱領唱和 静岡県印刷工業組合   青年部会長  松本 憲治
  3. 地区協議会会長挨拶 関東甲信越静地区印刷協議会 会長   江森 克治
  4. 来賓紹介と祝辞   静岡県副知事             土屋 優行 様
              静岡県議会議員            山田  誠 様
  5. 次期開催県紹介・挨拶
              茨城県印刷工業組合   理事長    松本 隆史 様
分科会報告
経営革新マーケティング委員会/佐藤 松雄 氏

[報告事項]

1.事業継承支援センターへの相談件数等

 昨年3月に開設した事業継承支援センターは、後継者対策等の事業継承支援を印刷業向けに組合員特別価格で行うサービスです。

 提携している山田コンサルティンググループ株式会社は、全国規模でコンプライアンスもしっかりとしたコンサルティング会社です。個別の相談内容が、山田コンサルティンググループから組合に報告されることはありませんのでご安心ください。

 相談は無料で受け付けており、株式の算定など事業継承の実行支援に段階が進むと組合員価格での利用料が発生します。今年4月までに実行支援の契約が1件結ばれ、問合せが40件寄せられています。

2.共創ネットワーク通信の配信

 48回配信、紹介企業数69社

 自社の有益な印刷・デザイン技術、機械、営業ツールなどの情報を、全国の組合員に向けて発信する「共創ネットワーク通信」は、昨年度サイトをリニューアルして情報の登録がより手軽にできるようになりました。これまでに48回メールマガジンを配信し、69件の情報を登録しています。

[協議事項]

1.各地における事業継承の取り組みについて

※事業継承支援センターへの要望や問い合わせてみての感想、地元でのセンターの周知状況など、意見集約をお願いします。

 事業継承については、銀行・会議所等から話はあるが進まない?

 印刷会社専門の印刷業界のための事業継承ガイドブックを買って情報を集めてから考える事が大事ではないか!

2.共創ネットワーク通信の利用事例・感想等の集約について

※共創ネットワーク通信について、掲載して注文がきた、問い合せが増えたなど成功事例がないか意見集約をお願いします。

 他社の強みを自社の強みにする。

 自社で出来ない仕事を組合員のネットワークを使い、外注としてお願いすることもいいのではないか。

 実例として、一件の受注が出来た事の話があった。

[依頼事項]

1.事業継承ガイドブックの周知・頒布

 頒布価格3,000円(税込)

 経営革新マーケティング委員会では、事業継承の重要性を今後さらに啓発していくため、冊子「印刷業界のための事業継承ガイドブック」を今月発刊しました。

 本書でマンガやフローチャートを使い、事業継承の仕組みをわかりやすく解説している他、事業継承を行った組合員へのインタビューも収録して事業継承を身近に感じていただける内容となりました。

 各工組事務局に現在購入とりまとめをお願いしていますので、案内がきた際はぜひお申し込みください。

2.「共創ネットワーク通信」への登録促進

 登録に際しては経営者が自ら行うよりも、商品・サービスに精通している社員に登録作業をしてもらうとスムーズにいくかと思います。

 無償で簡単に自社の製品をWeb上に掲載しPRできるメリットもありますので、ぜひ情報をご登録願います。

環境労務委員会/坂井 雅之 氏

〔報告事項〕

 各県の組合員に日印産連のリスクアセスメントシートの利用をしっかりと周知させ、自社工場のリスクレベルを確認し、対策に取り組むよう依頼する。

 GP認定・環境推進工場登録事業・VOC警報機購入等の本年度見込み数の把握を各県工組に依頼したが、現況に上積みの報告はありませんでした。

 GP認定は、新潟県で日印産連の説明会を開いてメリット、デメリットも説明したが、なかなかこれを取得しようとする意識が出てこなく消極的な形で終わってしまったとのこと。忙しくなかなか時間が取れない、経営にどのようなメリットがあるのか、取得の効果がはっきり形に表れないことが原因なのか。ただし東京印工では小さな会社が集まって、コンサルタントを立てて5回のセミナーをして取得したと、池田常務理事より説明がありました。

 GP認定・環境推進工場登録事業を取得したら、環境に配慮し対策をしていることを、もっともっと積極的に主張しアピールしていくことが必要である。

 VOC警報機について2・3年で買え替えは負担が多すぎるので何とかならないか、これも購入が伸びない原因にあるのだろう。

 近頃は労基の査察が多くなっており、有機溶剤使用では印刷工場はタンク内とみなされているため溶剤の種類、洗浄液の使用量の認識、工場の換気等の監視を続けるために、VOC警報機の上手な使い方、必要性をもっとアピールすべき。

 千葉県では組合が2台購入し、1週間ずつ貸し出して組合員の意識の向上を目指してる。

 インキ洗浄ではヤレ紙でベタ刷りをしローラー上のインキを取り去れば、少ない洗浄液で処理できる、これは検討の余地ありで機械メーカーに確認(池田常務理事)

 労働法・労務については、あまり関心は高くなかったが、常に改正されており、またネットの影響でこの頃は従業員のほうが知識があることがあるので、気を付けておかなければならない。

 中央会などの補助金を利用して労務セミナーの開催を。

 最後に、各委員長は県印工組からの代表なので、本日の内容を組合員に理解してもらえるよう努力をすること(池田常務理事)。

組織共済委員会/加藤 丈明 氏

〔協議事項〕

@ 平成30年度共済キャンペーン重点工組として群馬・山梨・静岡の3県

 重点の意味は加入が少ない為ではなく、各種共済のメリットを認識したうえでさらに強化を図ると宣言した工組だと言うことが分かりました。

A 組合員台帳調査の実施

 回答率が平均71.1%に対して関東甲信越静地区は平均49.6%と9地区の中で最低の回答率なので、今期は100%を目標に各県工組で実施してもらいます。全印工連での様々な施策のために一番に大切な情報になると事を共有し、認識いたしました。

B 組合員加入促進のための取り組み

 愛知県工組の加入促進の為に作成した冊子を参考資料として配布しました。

 他の工組でも使用したいとの意見があり、データの工組名だけを変更して使用可能であるかの確認をします。千葉県工組におかれましては、5社の増加がありました。増加に繋げるために取り組みは「2時間かけて会社に行き3時間かけて組合の取りくみの話をする」と言うフェイスtoフェイスで思いを伝えることが1番大切だと分かりました。下期までには15社増員の目標で活動する報告を受けました。

C その他

 今期から委員長となり、組織共済としての目標は「様々な各委員会の中で1番コミュニケーション力の高い強いチームを目指します」

〔下期の報告〕

@ 各種共済の加入強化のための戦略の立案

A 東北地区の組合員台帳調査の提出率100%のための取り組みの調査報告

B 千葉県工組の組合員15社増強の結果と、増加のための戦略の立案

教育研修委員会/清水 道雄 氏

〔報告事項〕

■全印工連特別ライセンスプログラムの周知・晋及

 各委員会からの意見として、周知・普及を推進するにも、又、テクニカルセミナーを開催するにしても、販促ツールがない。普及用に内容やメリットを謳ったパンフレットもない。あっても、末端まで行き届いてない。専用Webページでもいいから欲しいとの意見があった。

■遠隔教育コンテンツヘの意見・要望について

◎ コンテンツとしては、今は業態変革の過渡期であり、企業をいかに存続していくか(ゴーイング・コンサーン、サステナビリティ)という内容が最大の関心事であるとの意見が多かった。

  具体的には、印刷業の生き残り戦略、事業継承・M&A、人材採用、働き方改革、印刷営業講座、知的財産権、個人情報保護などのコンテンツに関心があった。

◎ 配信セミナー一覧表にある平均視聴時間は衝撃的であり、少ないと2〜3分、多くても7〜8分という実情を見ると、そもそもウェブでの視聴には見続けられる時間に限界があるのではないか、との意見が出た。であるならば、逆に一つのコンテンツを3〜5分にしてしまうのがいい。例えば、ユニバーサルデザインや知的財産権などのコンテンツを5分以内にまとめ、社員への啓蒙だけでなく、顧客へのプレゼンテーション用に活用できたなら、印刷工業組合の組合員としてのメリットとなる。

  この意見には、大多数の方が賛同した。

◎ その他の意見としては、いつでも聴けるという定番の内容よりも、タイムリーなテーマの方が、より視聴する動機づけになるのではないかという意見や、よりライブ感が欲しいなどの要望があった。又、コンテンツの良し悪しだけでなく、視聴方法もスクール形式にして、コンテンツも細かいチャプターに分け、チャプター毎にみんなで討議するなど、学習者を飽きさせない方法を考えるべきだとの意見もあった。

CSR推進委員会/野ア 力夫 氏

〔報告事項〕

  • CSRの普及・啓発の推進
     組合支援セミナーの周知
  • 全印工連CSR認定事業の推進
     認定企業の一覧と現伏、取得企業の感想
  • 情報セキュリティ対策の推進
     クラウドバックアップサービス事業の推進
     JPPSの普及と啓発
     マイウォツチャーの普及と啓発
  • BCP対策の推進
  • MUD活動の推進
     MUDコンペティションの周知
  • 全印工連2025計画の普及・啓発

〔協議事項〕

  • CSRワンスター認定の増加拡大
     取得企業の感想、経営者の努力以上に従業員の意識改革に効果あり
     「沈黙は金なり」から「積極的アピール」でブランディングが当たり前に
  • クラウドバックアップサービスの推進
     現状少ないので新プランで参加してほしい
  • MUD活動の推進
     このままでは参加企業が拡がらない。自治体や学校などへも働きかけてもらいたい
  • 各県の状況報告
    ・防災マップを組合で作った
    ・ワンプなどの有効活動
    ・SDGs
    ・エシカルという考えが広がっている
  • ブラック企業、違法就労、児童就労などを行っている企業との取引はしないという考え。

〔その他〕

〔全印工連への要望事項等〕
官公需対策専門員会/野瀬  敏 氏

〔報告事項〕

1.平成29年12月に「大きく変わる知的財産権の取り扱い官公需における知的財産権」パンフレットを作成し、各県工組へ配布した。

2.その後、各工組において、都道府県庁に対しどのような活動を行ったか(行う予定か)についてアンケート調査を実施。その結果報告を行った。

〔協議事項〕

(埼玉は4月のアンケート結果より)

  説明したか 最低制限 地元優先
茨城 ×
栃木県 × ×
群馬県 × ×
千葉県 × ×
神奈川県 ×
新潟県 × ×
長野県
静岡県 ×
山梨県 ×
埼玉県(欠席)
  3県 7県 8県

▼知的財産権の取り扱いについて、県および市町村への説明をおこなった県は3県に止まっている。

 工組で勉強会を企画し、その場へ県等の担当者も呼んでこようという動きが長野工組、新潟工組でみられる。

▼説明を終えたところは、次の課題として具体的な仕様書の形をどう提案するのか、その為の他県の情報も欲しいところである。

〔その他〕

 今回の提言は【国から各県町村へ】の指導であることをしつかり説明することがポイントとなる。

 官公需に止まらず、一般企業への展開も推進して行きたい。

関東甲信越静地区印刷協議会 出席役員
◆7月定例役員会議事録

 理事長から、今週静岡で開催される関東甲信越静地区印刷協議会に出席される役員の皆様熱い中ですが宜しくお願いします。これまで組合事業については順調に推移している。これから夏場にかけても各事業が計画されており、皆さんからご協力をいただきたい。暑い日が続きますが、健康第一で乗り切っていただきたい。

 との挨拶のあと、事務連絡を行い16時閉会した。


◆ 組合運営の動き(平成30年7月1日以降)