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新潟印刷月報
第82回 印刷・関連業懇談会開催さる

 印刷企業と関連企業との情報交換の場として、恒例となっている第82回印刷・関連業懇談会が9月3日(月)新潟市のホテルオークラ新潟において開催され、印刷業界から堀理事長をはじめ42名が、また関連業から50名の方が出席されました。

 午後2時から開催した講演会には、組合企業の「先進的な企業経営アドバイス」として(株)太陽プリント代表取締役社長桜井克次様と野崎印刷(株)の専務取締役野ア達也様のお二人から実践的な取組についてご講演を頂きました。

 講演終了後、印刷・関連業懇談会が野ア副理事長の司会で進められ、堀理事長の挨拶に続いて当組合の各委員長、部会長及び新世会長から今年度上期の活動状況について説明がありました。

 次に紙、印刷機械、インキ、プリプレス・印刷機材業界の4業種の代表の方から各業界の現状について説明が行われ質疑応答を行い午後4時50分佐藤副理事長の閉会の挨拶で終了となりました。

 その後懇親会場に席を移し堀理事長の挨拶に続いて洋紙懇話会会長の(株)KAMIOLの代表取締役荒木次雄様の乾杯で開宴、終始和やかなうちに午後6時30分へ閉会致しました。

講演会:先進的な企業経営取組事例アドバイス
講演 桜井 克次 様 講演 野ア 達也 様
1.開会のあいさつ

新潟県印刷工業組合/理事長 堀 一

 今日はたくさんの皆様に、ご参加頂きまして大変有難うございます。

 恒例となっております3月・9月に開催しております印刷・関連業懇談会は関連業の皆様とのコミュニケーションを図るものであり、業界の連携を深めていただける場です。

 経営資源といわれるヒト・モノ・カネ・情報の中で皆さんはモノと情報を私共にご提供頂いているわけです。そして私共はお客様にそれを提供していくことができれば、業界が発展する上で大変素晴らしいことであろうと思います。

 この会も回を重ねて82回という伝統はこれからも続けてまいろうと思っています。

 いままで講演会は、皆さんの業界から講師をお願いしておりましたが、組合員企業による講演に変わりました。現在、佐藤副理事長が関東甲信越静地区10県の業態変革の取組について取りまとめをしており、新潟県がけん引役として一社ずつ或いはひとりひとりの個性を生かした業態変革の発表を頂くことになったものです。

 発表される各社もそれぞれの歴史をしっかり受け止め、発表して頂いています。確かに過去は変えられない、しかし、過去から何を学び、未来志向へどう切り替えていくかだと思います。

 過去は喜怒哀楽、色々な事があったと思いますが、業界の相互の関係ときずなを作りながらきちっとした基盤にしたいと思います。

 ところで、私が存じ上げております塚田益男さん(故人)というかつての全印工連の会長ですが、その方の言葉を借りて言えば「公に認知されるというのが組合なのだ」ということです。官公庁であろうと、社会であろうと個々又は一社で発信しても取り上げて頂けないことも、印刷組合という組織が社会に受け入れられやすいという基盤を先人達から全部作って頂きました。

 かつてはIGASへのバスツアーも実施し、私も団長となって若手を連れて出かけたものです。一日の時間を共有した中で、お酒を飲んでいろんな意見を交わし「将来こうなるよ」とか「こういうことを一緒にやってみようじゃないか」というような話をしながら先進工場を見たりしたものです。そういう中から各社の歴史が生まれ、それが確実に育ち講演会で発表する各社の歴史となるわけです。

 講演会もこれまで20社から発表していただいております。講演内容を記した冊子も作っており6冊となっています。関東甲信越静地区印刷協議会や全国青年印刷協議会にも配付し一つの事例として見て頂いております。業界の皆さんから参考にして頂いてそれぞれが意識を高めていけば業界の発展につながっていくことが出来るのではないかと思います。

 全印工連の今年のテーマは「HAPPY INDUSTRY」(ハッピーインダストリー)です。今日お配りしたメモ帳の表紙にも書いてありますが、既に業界の皆様には発表していますのでご理解頂いていると思います。

 また、これから各委員会で発表する活動報告につきましても、皆さまにご理解頂き情報提供、情報交換していこうと私は思っています。

 それから、将来我々はどうなるのかといったときに私は一番中心になるのが団結力だと思います。一人ひとり、一社一社がいくら強くてもそれより業界としての組織という力が一番であると私は確信しています。かつて業界のメリット論という話があったのです。お金で買えないもの、自ら参画して得るものがあるから自分のものになるのですと私はいいました。だから黙ってただ座してメリットがほしいという方はいらないのです。私もまず良い物を出します。良いとこ出しをするからからこそ良い物取りができるのです。これが組織の本当の部分ではないかと思います。

 そしてお互い共有する、共感することによってきずなが深まると思いますのでこれを目指してまいりたいと思います。

 来年度は元号改正という問題がありますし秋には消費税の引き上げが予定されている中、今後どの様な状況になるかという情報を先取りするには自分で組合に参加し、情報を取りに行き、自分で考えて決めて、そして仲間と情報を共有しながら進んでいく、それも限られたそこだけの地域ではなく、新潟県ではどうか、全国ならどうかといった情報を広く得ることで、自分の考え方を色々な形に進化させて行けると確信しております。

 今日は、皆さまと大切な会であり実りの多い会として、今後いろいろなことを話ながら楽しいコミュニケーションがとれれば幸いと存じます。最後までおつきあいを頂きたいと思います。ご参会頂きまして大変有難うございました。

堀理事長の挨拶
2.懇談
(1)新潟県印刷工業組合の30年度上期の活動現況等について

 各委員会、製本部会・印刷営業部会・新世会より上期の活動現況が報告された。

(2)印刷関連業界の30年度上期の業況と課題及び今後の方向性について

紙パルプ業界の現況と今後の動向

(株)KAMIOL 常務取締役 荒木 亨崇

印刷機械業界の上期の現況と今後の動向・課題について

(株)小森コーポレーション 安部 隆

印刷インキの出荷推移と天然物由来バイオマスマークのご案内

東洋インキグラフィックス株式会社 新潟営業所 野口 尚男

IGAS2018から見るプリプレス印刷機材業界の動向

コニカミノルタジャパン(株) 服部 晃宏


第82回 講演会・関連業懇談会等出席者名簿
日時/平成30年9月3日(月)  場所/ホテルオークラ新潟
(順不同・敬称略)
印 刷 業 関 連 業
1 (株)あけぼの 玄間 浩之 1 (株)石井商店 石井 智裕
2 あけぼの印刷団地事業(協) 小池  茂 2 菅井  保
3 (株)小林印刷所 小林 佑樹 3 小林 英樹
4 (有)三興印刷 田村 浩幸 4 大墨 隆之
5 (株)ジョーメイ 加藤 祐哉 5 伊藤鉄工(株) 伊藤 浩一
6 (株)第一印刷所 堀   一 6 FFGS
グラフィックサプライ(株)
礒ア 光広
7 小出 博信 7 大森  晃
8 阿部 正喜 8 山口 芳弘
9 高橋 純子 9 青海 雄啓
10 (株)太陽プリント 桜井 克次 10 後藤  修
11 (株)タカヨシ 高橋  佑 11 (株)KAMIOL 荒木 次雄
12 (有)中川シール印刷 中川 利明 12 荒木 亨崇
13 (株)新潟印刷 水野 一幸 13 清田 修也
14 野崎印刷(株) 野ア 力夫 14 青木 和人
15 野ア 達也 15 コダック合同会社 小島 宏典
16 (株)博進堂 清水美知夫 16 コニカミノルタNC(株) 高橋 久男
17 (株)プレスメディア 柳沢  茂 17 吉田  聡
18 布施 隆広 18 長谷川 健
19 (株)文久堂 早川 幸司 19 伊藤 大悟
20 渡良印刷(株) 渡辺 良平 20 コニカミノルタジャパン(株) 服部 晃宏
21 (株)吉田印刷所 吉田 和久 21 坂本 尚之
22 (株)エンジュ 斎藤  節 22 (株)小森コーポレーション 安部  隆
23 寺山 政明 23 設楽印刷機材(株) 片山 康浩
24 斎藤 純一 24 小林 大士
25 斎藤  透 25 目黒 浩二
26 昭栄印刷(株) 坂井 雅之 26 誠伸商事(株) 清岡 浩蔵
27 (株)須貝印刷 須貝 嘉勝 27 セキモト(株) 関本 浩司
28 第一コンピュータ印刷(株) 白倉  猛 28 田村紙商事(株) 小池  寛
29 大和写工印刷(株) 渡辺 邦宏 29 五十嵐 徹
30 中越印刷(株) 田中 範之 30 明間  淳
31 (株)中央製版 小林 吾郎 31 (株)田村商店 田村 和仁
32 (株)トキワ印刷 早川 滝徳 32 池浦 将巳
33 西巻印刷(株) 西巻 一彦 33 (株)T&K TOKA 山口 能央
34 富士印刷(株) 星野 義男 34 DICグラフィックス(株) 中野 芳彦
35 高速印刷(株) 米山 秀彦 35 東洋インキグラフィックス(株) 野口 尚男
36 安達 義光 36 三崎 精男
37 (株)中央印刷 山内 芳次 37 権田 貴志
38 北越印刷(株) 佐藤 松雄 38 齋藤  浩
39 高山 宏明 39 日経マシナリー(株) 河上 茂雄
40 (有)めぐみ工房 丸山 恵慈 40 日本アグフア・ゲバルト(株) 木村 公彦
41 (株)不二美術印刷 布施 和則 41 ハイデルベルグ・ジャパン(株) 中嶋 雅是
42 事務局 野瀬  敏 42 富士フイルムグローバル
グラフィックシステムズ(株)
臼方 勝三
43 宮川ローラー(株) 宮川 忠貴
44 (株)ムトウユニパック 竹之内耕栄
45 (株)メディアテクノロジー
ジャパン
川嵜 博生
46 (株)山忠 山内 晴夫
47 遠藤 孝一
48 (株)ヤマトヤ商会 本間 智成
49 リコージャパン(株) 田崎 貴章
50 リョービMHIグラフィック
テクノロジー(株)
小幡 和彦

紙断裁機取扱者特別教育研修を開講

 今年度の紙断裁機取扱者特別教育研修を去る9月8日(土)に新発田労働基準協会のご支援を頂き新潟県印刷会館で実施いたしました。

 研修には10社21名の参加があり午前9時から労働安全衛生報の規程に基づき8時間の学科教育を労働安全コンサルタントの鈴木誠様から行って頂きました。

 受講生はそれぞれの企業で2時間以上の実技教育を受け新発田労働基準協会会から特別教育修了証が交付されます。

販売促進セミナーを開講

 教育研修委員会と環境労務委員会合同の「販売促進セミナー」を去る9月21日(金)に新潟テクノスクールで開催いたしました。

 セミナーには18社63名の参加があり、吉田環境労務委員長の挨拶に続いてブレイン・デザイン代表の佐々木雅志様から〔目指すのは、「仕事を創れる」印刷会社です〕をテーマに利益を出せる印刷会社になるために、高品質小ロットが印刷会社を伸ばすなど実例を交えながら分かりやすく講演頂きました。

印刷会館使用状況(平成29年度)
使用月 使用回数 合計人数 使用料収入
4月 7 105
5月 4 79
6月 6 94
7月 15 333 11,500
8月 7 192
9月 2 47
10月 8 124
11月 6 79
12月 4 65
1月 3 16
2月 2 27
3月 3 15
累計 67 1,176 11,500
前年度累計実績 69 992 145,000
▲2 184 ▲133,500

◆9月定例役員会議事録

 事務局から本日の講演会、関連業懇談会の日程の説明と全印工連からの各種調査への協力依頼、9月の印刷の対応の説明を行い1時30分に閉会した。


◆ 組合運営の動き(平成30年9月1日以降)