新潟県印刷技術センター

種類色いろ 印刷インキ

印刷に欠かすことのできない三つのものとは、一体何でしょうか。

答えは、版、紙(などの印刷素材)、そしてインキです。インキなくして、印刷物は作れません。現在では印刷技術が発達し、様々な印刷表現が可能になっています。そのなかで印刷インキも様々な種類のものが生まれています。ここでは、バラエティーに富んだインキの数々を紹介していきます。

インキの原料

顔料
印刷物の色再現に重要な役割を果たします。(有機、無機顔料等)
ワニス
顔料を分散し、印刷素材に転移、固着させる働きをします。(合成樹脂、油脂類、溶剤等)
添加剤
乾燥性や流動性といった、印刷適性や印刷効果を調整します。(滑剤、硬化剤等)

インキの分類と主な用途

インキの作り方

ワニス製造
合成樹脂、乾性油、溶剤などを加熱溶解してワニスを作る。
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プレミキシング(配合)
ワニスと顔料を予備混合する。
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練肉・分散
ワニスと顔料を練り合わせ、希釈ワニスや溶剤などを加えてベースを作る。
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調整
色、粘度調整、品質チェックをする。
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充填
缶に詰め、ラベルを貼る。
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完成