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新潟印刷月報
新春恒例の第54回新年名刺交換会及び印刷謝恩セール抽選会が開催さる

 2021年のスタートとなる新春恒例の第55回新年名刺交換会が1月6日(水)午後4時30分ホテルイタリア軒において開催されました。

 当日は、新型コロナウイルス感染拡大により新潟県から警報が発令されたことにより、ご来賓の方々及び県外の印刷関連業者の方々から出席を控えていただき、組合員と県内の印刷関連業者の皆様を合わせて71名の参加を得て新年の幕開けを祝いました。

 佐藤副理事長が開会を宣言した後、堀理事長から年頭に当たっての挨拶があり、続いて例年であればご来賓からご祝辞を頂くところですが、今年は、祝辞を司会者から代読していただきました。新潟古町芸妓連のあでやかな祝舞が披露され、華やかに正月気分を盛り上げました。続いて新潟県中小企業団体中央会名古屋祐三氏のご発声で祝宴に入りました。

 また、祝宴の中で年末印刷謝恩セールの抽選会が行われ、新潟県中小企業団体中央会の名古屋専務理事の立ち会いのもと、特賞からラッキー賞までの当選番号が発表されました。懇親が深まる中、午後6時に新潟県グラフィックサービス工業会の高橋理事長の閉会の言葉と三本締めで和やかな宴も盛会裡のうちに終演となりました。



第55回新年名刺交換会
開会の挨拶
新潟県印刷工業組合理事長/堀  一

 新年明けましておめでとうございます。

 さて、昨年12月新潟県よりコロナウイルス感染拡大に関する特別【警報】の発令により「第55回新年名刺交換会」の設営をガイドラインに沿った方式で変更し進行致しました。皆様からご理解の上、お蔭様で無事に団結の絆の下、今年のスタートを致しました。

 この会は新潟地震からの復興を願い始めた歴史的な行事ですが、コロナ禍で絆が途切れぬよう、新しい年が希望に満ちた年になる様、そして何時か皆様と共に祝える会としたいと思いウイズコロナとは言え苦渋の決断をいたしました。

 然し、ご来賓の皆様にはご臨席のお願いをし、その後【警報】発令とは言え欠席をお願いせざるを得なかったこと、県外の皆様にも県境を越える移動の自粛等で、ご遠慮を頂いたことを心苦しく感じております。そこで、今年こそはウイズコロナそして疫病退散に願いを込めて新潟県の南蒲原郡の特産米(なんかんまい)に願いを託し「難関突破」を祈願する米として加茂・青海神社様にてお祓いの上、今年の縁起米として贈らせて戴きます。

 皆様には、時節柄ご自愛の上、良き年になります様に祈念致しますと同時に、恒例のこの会が「令和4年は1月6日16時30分」から開催され、オリンピック・パラリンピックの結果を皆で語れる終息を衷心より願います。

 本日は大変有難うございました。



祝辞
新潟県知事/花角 英世

 令和3年の年頭に当たり、謹んで新春のごあいさつを申し上げます。

 新潟県印刷工業組合及び新潟県グラフィックサービス工業会の皆様におかれましては、日ごろから、県行政に多大なご理解とご協力を賜り、厚く御礼を申し上げます。

 さて、昨年は、新型コロナウィルス感染症が世界を覆い、まさに世界中の人々にとって試練の1年となりました。本県においても生活・経済全般にわたって甚大な影響を及ぼし、足下では一部で持ち直しの動きが見られるものの、その収束がいまだ見通せない状況にあります。

 県内印刷業界におきましても、感染拡大の影響に伴うイベントの中止などにより、パンフレットやカタログといった印刷物の需要が大幅に減少し、企業経営に大きな影響が及んでいると認識しております。

 これまで県では、事業の継続や雇用の維持などセーフティネット対策に万全を期すとともに、県内事業者への発注を促進するため、県内各種団体による需要喚起の取組を支援するなど、感染拡大防止と社会経済活動の両立に向けて取り組んできたところです。

 また、新型コロナウィルス感染拡大を契機として、社会経済活動やライフスタイルに変化が見られることから、中長期的にはこうした変化を本県の成長・発展に取り込んでいくことが重要と考えております。

 そのため、県内経済の着実な回復に引き続き取り組むことに加え、「新たな日常」に対応した産業構造の転換や、地方分散の流れを捉えて人や企業を呼び込む取組も進めてまいりたいと考えておりますので、皆様のご理解、ご協力賜りますよう、お願い申し上げます。

 結びに、本日ご列席の皆様のご発展とご健勝をお祈り申し上げ、新年のごあいさつといたします。



祝辞
新潟市長/中原 八一

 新潟県印刷工業組合ならびに新潟県グラフィックサービス工業会の皆さま、明けましておめでとうございます。新しい年を、大きな期待と喜びをもって迎えられたことと思います。

 皆さまには、日ごろより地域産業の振興を通じ、市政運営に対する格別なるご支援に加え、新型コロナウイルス感染拡大防止対策と地域経済や社会活動の回復のための取り組みにご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

 また、皆さまにおかれましては、多様化する顧客ニーズや印刷工程のデジタル化など、取り巻く環境が大きく変化する中において、組織活動を通じて協調や融和を図るとともに、人材育成や経営・技術革新を進めるさまざまな取り組みを展開され、県内印刷業界の発展に尽力されていることに心より敬意を表します。

 さて、今年はいよいよ県都新潟の都心エリアが大きく変化する姿が見えてくる年です。新潟駅、万代、古町とつながる都心エリアを、皆さまにより身近に感じ、期待感を持っていただけるよう、「にいがた2km(ニキロ)」と名付けました。新潟駅周辺整備や中・長距離バスターミナルの事業化、都市再生緊急整備地域の候補地域になるなど、本市の拠点性向上に向けたさまざまな取り組みが動き始めています。官民が連携し、このエリアを人、モノ、情報が行き交う「稼げる都心」として、広く市全体の活性化へつなげていきます。

 また、多様なサービスのオンライン化やテレワークなど、今後も社会のデジタル化が一層加速していくことが見込まれます。こうした潮流を踏まえ、住みたいまち、訪れたいまち、ビジネスを展開するまちとして「選ばれる新潟」づくりをさらに進めることで、市民生活の向上や経済の活性化、雇用の創出を図ってまいります。引き続きのご支援、ご協力をお願い申し上げます。

 結びに、貴組合および貴工業会のますますのご発展と、ご参会の皆さまのご多幸を祈念申し上げまして、新年のあいさつといたします。



来賓のご祝辞
全日本印刷工業組合連合会会長/滝澤 光正

 新年、明けましておめでとうございます。

 旧年中は、当連合会に格別のご支援とご協力を賜り、厚くお礼申し上げますとともに、本年も一層のご指導を賜りますようお願い申し上げます。

 また、新潟県印刷工業組合と新潟県グラフィックサービス工業会の共催として開催されました「第55回新年名刺交換会」のご盛会を心よりお祝い申し上げます。

 さて、昨年は、新型コロナウイルス感染症拡大という大きな嵐に見舞われ、日本はもとより全世界の社会経済にリーマンショック時以上の深刻な影響がもたらされました。様々な場面において大きな変化を余儀なくされ、働き方が変わり、産業の立ち位置や姿が変わりました。また、政治やマスメディアなどの日々の風向きにも惑わされ、それに一喜一憂し、「真実」や「本質」を見極めることの難しさを改めて痛感した年でした。

 このような状況の中、全印工連では、ブランドスローガンとして「Happy Industry〜人々の暮らしを彩り幸せを創る印刷産業〜」を掲げ、DX(デジタルトランスフォーメーション)や「幸せな働き方改革」を中心とする各種事業を着実に進め、全国の組合員企業の1社1社がHappinessCompanyを目指すプロセスを発信し続けてきました。特にDXの推進にあたりましては、プロジェクトチームを新たに立ち上げ、印刷産業全体の生産性向上と高付加価値のサービス提供産業への転換に向けた大きな一歩を踏み出しました。

 また、昨年10月には、初めてのリモート開催となりました「全印工連オンラインフォーラム2020」では、全国の多数の方々にご視聴いただき、全印工連事業をより一層ご理解賜り、併せて、将来の業界発展に向けての課題や方向性を共有し、確認することができました。これもひとえに、全国の印刷工業組合の役員、組合員、関連業界の皆様のご理解とご協力の賜物と深く感謝を申し上げます。

 全印工連では、本年も引き続き、各側面からの経営支援を目的とする全印工連の各種事業を積極的に推進することにより、「Happy Industry」へと向かう道を迷うことなく進んでまいりたいと考えております。

 新型コロナウイルス感染症拡大の終息にはまだ多くの時間を要すると思われますが、本年は、産業として、組合として、企業として、この時期だから出来ることを組合員の皆様と共に考え、実行し、この未曾有の環境の中で「新しい印刷産業」のしなやかさと強さ、そして持続的発展を実現するポテンシャルを証明する年にしてまいりたいと考えています。

 2021年が新潟県印刷工業組合と新潟県グラフィックサービス工業会の会員の皆様にとって明るく希望に満ちた素晴らしい一年となりますよう心から祈念いたしまして、年頭のご挨拶といたします。



祝辞
一般社団法人新潟県商工会議所連合会会頭/福田 勝之

 新年あけましておめでとうございます。

 本日は第55回新年名刺交換会のご盛会を心からお祝い申し上げます。

 当連合会としましては、本年もコロナの感染拡大防止と、社会経済活動の両立に向け、各種取り組みを展開して参る所存ですので、引き続きのご支援・ご協力を宜しくお願い致します。

 貴会のますますのご発展と、ご参会の皆様のご健勝とご多幸をお祈りいたします。



◆1月定例会議事録

 冒頭、堀理事長ほか全員で新年の挨拶を交わし、堀理事長の挨拶は名刺交換会で行うこととして議事に入りました。事務局から本日の名刺交換会の出席状況とシナリオ等を説明し役員会を終了しました。


◆ 組合運営の動き(令和3年1月1日以降)