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新潟印刷月報
新年のご挨拶 新潟県印刷工業組合/理事長 堀  一

 新年あけましておめでとうございます。

 皆様方におかれましてお穏やかに新年をお迎えのこととお慶び申しあげます。

 昨年中は、当組合の運営に格別のご支援とご協力を賜りまして厚くお礼申し上げますとともに今年もよろしくお願いいたします。

 昨年は、コロナウィルスの感染拡大により、緊急事態宣言が出され、地域活動や経済活動の縮小を与儀なくされましたが、夏の最大イベントであるオリンピック・パラリンピックも無事に終えることができました。その後、宣言が解除され経済活動は回復基調に転じ、観光・飲食産業に緩和の動きが見られにぎわいがもどり、ようやくコロナ禍の出口が見え始めたときに変異ウイルス(オミクロン株)が発生し始め、先行き不透明となり、今後も注視が必要となりました。

 さて、県内経済は、改善しつつあるといわれている中、新しいタイプの変異ウイルスのため、依然として厳しい環境が続いております。

 緊急事態宣言後、会議においてはZOOM会議が中心となるなどコロナ後、形式としてどう変わるのか今後、注視して行きたいと考えております。そして、各種の研修や技能検定制度への取り組みを強化し、次世代を担う人材を育成することが業界全体の発展に繋がっていくものと確信し継続して力を入れて参ります。

 また、「働き方改革」を推進し、組合員のこれまで培ってきた確かな技術に加え最新技術を積極的に取り入れ情報化社会における中核として地域社会に貢献すると共に文化伝承の担い手としての役割を担ってまいります。これらの様々な課題に対し、組合がもつ相互扶助と団結力を活かしながら情報提供や情報の共有化を図ってまいります。

 結びに、本年は寅年、「組合員の皆様におかれまして、それぞれの目標に向かってトライ」していただきたい。併せて、皆様にとりまして豊かで明るく発展的な年となる様、祈念申し上げ、新年のご挨拶と致します。


新年のご挨拶 全日本印刷工業組合連合会/会長 滝澤 光正

 あけましておめでとうございます。

 旧年中は当連合会に格別のご支援とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。本年も引き続きご指導を賜りますようお願い申し上げます。

 昨年は新型コロナウイルスの終息が見通せない中、当連合会でも、予定していた全日本印刷文化典長野大会の中止やCSRサミットの延期、各種会議・セミナーのリモート運営など、一昨年に引き続き難しい組合運営を強いられました。秋以降はワクチン接種が進み、感染者が減少し緊急事態宣言が解除されるなど、わずかながら明るい兆しが見えましたが、その一方で、原材料コストや物流費の上昇を理由として、印刷用紙をはじめとする印刷関連諸資材の価格改定が相次いで発表されるなど、中小印刷業界のみならず産業界全体において今しばらくは厳しい環境への対応を求められる年となりました。

 このような状況の中、全印工連では生産性向上と高付加価値化を目指すDX事業について、組合員同士の生産連携をはかるためのDXプラットフォームシステム「DX-PLAT」の全国9地区におけるトライアルの実施、本格稼働に向けた具体的な制度設計の取り組み、各メーカーデバイスとのインターフェイス構築、システム改修とファシリティの整備など、着実な歩みを進めました。また、国際公約となった2050年カーボンニュートラルへ向けて、印刷産業全体のイメージアップを図り、併せて組合員各社の経営改善に資することを目的とする再生可能エネルギー事業への取り組みを決定するなど、新しい事業にも着手しました。このほか、幸せな働き方改革事業、環境労務対策、各種共済制度の加入促進、動画教育サイト「印カレ〜全印工連の学んで得するTV〜」の運営、CSR普及活動、官公需対策、事業承継支援など、共通の経営課題解決に努めてまいりました。

 日々目まぐるしく変化する経営環境のもとではありますが、全印工連では今が好機と捉え、これまでの枠を超えたさまざまな角度と視点から新しいネットワークの構築と価値の創造を目指して諸事業を進めてまいります。しなやかで、そして力強い全印工連であり続けるために、本年も各都道府県印刷工業組合ならびに全国の組合員企業の皆様のご理解とお力添えを心よりお願い申し上げます。

 本年が皆さまにとって明るい希望に満ちた素晴らしい一年となりますよう祈念いたしまして、年頭のご挨拶といたします。


委員会だより
経営革新マーケティング委員会開催

 12月1日(水)16時30分より経営革新マーケティング委員会を印刷会館で5名の出席で開催いたしました。

 会議で今年度の活動についての報告と、来年9月の講演会開催について協議が行われました。

◆12月定例役員会議事録

 開会の挨拶で、堀理事長からあっという間に12月、先生も走る師走になりました。今年は「新型コロナウィルス」で始まり「新型コロナウィルス」で終わる1年でした。

 県工組が関係する11月のイベント「にいがた・技のにぎわいフェスタ」は、中止となりましたが、税務・金融研修は多くの方から参加していただき、日本銀行東新潟支店長から講演を頂き無事に終了いたしました。

 経済情勢はゆるやかな回復基調といわれていますが、我々業界はまだまだ厳しい状況が続いています。特に、企業のあいさつが中止となり年賀状を廃止しますとの連絡があり、寂しいかぎりです。

 あとで詳細の説明がありますが、第56回目となる新年名刺交換会を今年も新潟県グラフィックサービス工業会と共催で開催します。昨年は、コロナ禍のため来賓者、県外関連業者からの参加をご遠慮頂きましたが、今年は全員参加の開催です。

 新型コロナウィルス感染防止対策に万全を期しての開催です。業界との交流を深める絶好の機会であり、多くの組合員から複数のご参加をお願いします。

 今日は、今年最後の役員会、この1年の組合運営にご支援とご協力を頂き有難うございました。

 との挨拶のあと、各支部報告、委員会報告等を行い、新年名刺交換会、年末謝恩セールの当選券の取扱いについて事務局から説明があり16時30分閉会した。


◆ 組合運営の動き(令和3年12月1日以降)