HOME  >  新潟印刷月報
新潟印刷月報
官公需対策委員会・営業部会 合同会議開催

 6月15日(木)11時30分から印刷会館で官公需対策委員会と営業部会の合同会議が開催されました。

 会議では官公需対策の要望について協議・意見交換が行われ、現状では制度改善要望の基礎となるエビデンスが乏しいことから、官公需における不適切な事例を収集する窓口を設けることに決定しました。(下記参照)

 また、新春ボウリング大会については営業部会主管で例年どおり開催することとしたほか、製本部会が技のにぎわいフェスタへの出展を取り止めたことが報告されるとともに、令和6年度印刷営業士講座への協力などについて議論が交わされました。

官公需における不適切事例の情報提供について(お願い)

 官公需における不適切事例について該当する事例があった場合は下記のとおりご報告いただくようお願いします。

1 報告いただきたい事例
  官公需において、例えば次のような不適切と思われる事例についてなるべく詳細に報告してください。

  • 仕様書や契約書に明記されていないにもかかわらず事後に印刷データの無償提供を求められた。
  • 地元優先発注すべき案件なのに県外業者が受注した。
  • 仕様書の記載があいまい(頁数、紙厚、色数など)で公平な見積競争ができない。
  • 納品先(箇所)が不明瞭で事後にコストが増加した。  など

2 報告の方法
 当組合メールアドレス(office@niigata-printing.or.jp)宛てにメールにて報告してください。
 報告者及び相手先は匿名でもかまいません。
 なお、報告の期限は定めませんので、事例のあったつど報告願います。

3 寄せられた情報の活用方法
 寄せられた情報は当組合事務局にてデータ集積のうえ報告者及び相手先が第三者に分からない形で統計処理し、今後の制度改善要望等の基礎資料として活用します。


経営革新マーケティング・教育研修・環境労務・技能検定4委員会合同会議開催

 6月23日(金)17時から新潟市の「ほろよ稲」で経営革新マーケティング・教育研修・環境労務・技能検定の4委員会の合同会議が開催されました。

 経営革新マーケティング委員会では9月1日開催予定の講演会・関連業懇談会の講演の内容について協議が行われ、テーマを東印工組が開発したMISであるBRAINとすることに決定したほか、年末印刷謝恩セールの実施についても協議・検討されました。

 また、教育研修・技能検定委員会ではプライバシーマーク内部監査員セミナーの実施に向けアンケート調査を行うことを決定したほか、来年度に予定される印刷営業士講座や技能検定の実施に向けた協議が行われました。

 最後に環境労務委員会では今年度の紙断裁機特別教育及び職長安全衛生教育について実施概要が報告されたほか、新たに労働安全衛生法の改正による化学物質規制に関する研修会を実施することが決定されました。


◆6月定例役員会議事録

 6月1日(木)15時30分から、印刷会館で役員会が開催されました。

 はじめに、遠山理事長が「まずもって5月16日の総会、皆様大変ありがとうございました。皆様からご協力いただいたおかげで円滑に進行、議事も全てご承認いただいたということで大変感謝しております。さて、5月の全印工連総会の翌日に、全印工連が自民党中小印刷産業振興議員連盟との協議を行いました。全印工連としてはグリーン購入法においてサイクル用紙を特定調達品目から除外することと、印刷データ、中間生成物の取扱いは基本的に受注者、印刷会社の所有物であるということの要望を行っています。自民党ではいろんな方々が参加されていますし、併せて官庁として環境省、総務省、公取、経済産業省、中小企業庁の各課長クラスが参加されて打ち合わせをしています。このように皆さんの声が全印工連に上がっていって、全印工連から政治を動かして国を動かすというような流れで進んでいます。また、全印工連総会では今年の事業戦略、各委員会がどんなことやるかという話がありました。産業戦略デザイン室はDXによる印刷業の価値創出と新たな価値獲得手法の探求、各工組の活性化のための施策提言だとか、あとDXの推進として引き続きDX-PLAT含め推進していこうという話もありました。総会資料は組合に置いておくので見たい方は見てください。各委員会もかなり力を入れていますので、そういった情報のフィードバックもさせてもらいたいと思っています。以前からお話ししているとおり我々も変化していかなきゃいけない。そういう中でこの組合に入っていて、組合は全印工連という組織に入っている。そして全印工連の中ではいろんな委員会が一生懸命活動している。そういったフィードバックはこれまで以上にできればと思いますし、全印工連では今年はこのように活動していくと宣言されていて、国を動かそうという話もありますので、引き続き組合活動に対し皆さんの方からも声を上げてもらいながら進めていきたいと思います。是非ともよろしくお願いいたします。」と挨拶しました。

 その後、各支部・委員会からの活動状況等の報告に続いて、令和4年度末をもって脱退した組合員への出資金の返還額についてや、経営革新マーケティング・教育研修・技能検定・環境労務の各委員会合同の会議を開催すること、全印工連から令和5年度優良従業員表彰者・研究開発功労者の推薦依頼があったことなどが事務局から説明され、全員異議なく了承されました。また、令和5年6月1日現在の組合員名簿を全組合員に配布することや、「2023全日本印刷文化典 広島大会」の開催案内等について説明があったのち、16時30分に閉会しました。


◆ 組合運営の動き(令和5年6月1日以降)